用語説明
当サイトにて使われている用語の説明です。
Q:箔仕上げとは?
額縁における箔仕上げは水押しやギルディング(Gilding)と呼ばれています。
商品に応じてウォーターギルディング、オイルギルディングを使い分けており、瑪瑙(めのう)石が先端についた専用の棒(瑪瑙棒)で磨くことで光沢が生まれます。
Q:金箔とは?
一般的には金を主材料とした銀や銅の合金を薄く引き伸ばした素材です。通常「本金箔」と呼ばれます。
また、真鍮を主材料とする「洋箔」も普及しており商品に応じて使い分けております。
Q:額外サイズとは?
額縁の外寸を示しています。「縦、横、厚み」となります。
Q:画面サイズとは?
正面から見た時に額装される品が見えるサイズです。
Q:額装品の目安サイズとは?
額内サイズとも呼びます。額装できる品のサイズになります。
例:目安として 650x470(厚み5mmまで)のように表記しています。
お届けする額には厚みの調整用として、発泡スチロールの板を入れております。
Q:額巾とは?
正面から見た時の額縁の幅を示しています。30巾の場合、幅の外寸が30mmとなります。
Q:内流れとは?
額の断面が画面に対して内側に傾斜している意匠です。
Q:外流れとは?
額の断面が画面に対して外側に傾斜している意匠です。
Q:刃先とは?
額縁の内側(画面側)の枠を指します。例えば、刃先に本金や白木をあしらい、画面の印象を高める意匠があります。
尚、マット紙で作られる内側の枠も同じように刃先と呼びます。
Q:本縁とは?
本縁とは、木枠に張り込まれたキャンバスの油絵やパネル貼りの日本画が入る額縁です。張りキャンバス、パネルの厚み(20mm〜)を収めることができる構造になっています。
サイズは、長辺が同じで短辺の長さが違う3通りとなり、「Fサイズ」→「Pサイズ」→「Mサイズ」の順で細長くなります。長辺と長さが同じ正方形は「Sサイズ」と表記します。
Q:SMサイズとは?
SMは、サムホールと呼び、底に親指を入れ、手持ちで使用できる小型のスケッチ箱。小型のスケッチ板から由来しているようです。キャンバス木枠・キャンバス・木製パネル・油彩額・スケッチブック・各種ボードで使用されています。
Q:杉材の特徴は?
軽く柔らかい針葉樹。まっすぐ整った木目(柾目)の特徴部を選び落ち着いた和風な雰囲気を醸し出しています。
Q:焼+白木の特徴は?
仕上げの質感の1つの組み合わせです。
- 焼(やき):木材を焼く事で古材の質感を表現しています。
- 白木(しらき):木目を生かした白塗り、木の変化する生色を整える効果もあります。
Q:マット紙とは?
1.5〜3mmくらいの色のついた厚紙で、マットボードとも呼ばれます。通常は、作品のサイズに合わせてマットに窓状の中抜き加工を施し、作品がマットの窓から覗くようにして使用します。
また、マット紙の断面に金箔などをあしらう二重刃先という意匠もあります。
Q:タトウ箱とは?
額縁の保管用に使用される外箱です。ボール紙(大きいサイズはベニヤ板)に布を貼った上質な箱(ケース)段ボールケースより丈夫であるが高価です。
Q:布袋とは?
額縁を包む袋、ケースに出し入れする際の擦りキズ等を防ぐ効果もあります。